宝庫シベリアを共同経営しよう!(2)
- テーマ:
- 安倍晋三さん (内閣総理大臣)
(続き)
にもかかわらず、今回、プーチン大統領はイジメっ子日本に対して譲歩した。
イジメっ子に怒るロシア国民の手前もあるので、表現は慎重だが、じつに根気強く安倍首相と連携して前進を成し遂げたと思う。
プーチン大統領曰く
1.平和条約締結を後回しにしない(すなわち経済協力だけの食い逃げはしない)。
これは1956年の日ソ共同宣言で「平和条約締結後に2島返還する」と宣言されているので、まず2島返還を後回しにしないと言っているわけだ。
2.その環境整備のために特別な制度を作って北方領土を共同開発する。
これはロシアが完全領有している北方領土ではあるが、日本に譲歩して、日本と一緒に共同開発しようと言っている。
そう、
安倍=プーチン会談は、日ロ関係の厳しい環境を考えれば日本にとっても大成功だったのだ。
その際、北方領土にも日米安保条約が適用されてアメリカ軍が侵攻するのではないかというロシア側の懸念に関しては、おそらく安倍首相とプーチン大統領の二人だけの会談のときにその対策のための何らかの条件について話し合ったと思われる。
ここでこのあいだ安倍さんがトランプ次期米大統領と2人だけで会談した内容が気になる。安倍さんは対プーチン対談の下地作りもしてきたと考えるのが自然だ。
トランプ氏に、北方領土だけは「日米安保条約の適用外」とし、「非武装化する」または「中立地とする」ことを提案し、相談してきた可能性がある。
国際ユダヤ資本のモロ影響下にあるオバマ大統領やクリントン女史では絶対不可能だが、国際ユダヤ資本の世話になっていないトランプさんなら、安倍首相のその相談に乗れる可能性があるのだ。
ついでながら、なぜオバマさんやクリントン女史ではだめなのかと言うと・・・