安倍・トランプ会談に向けて
- テーマ:
- 安倍晋三さん (内閣総理大臣)
しばらくブログを留守にして失礼しました。
じつはいま安倍政権を揺るがすような事件が水面下で(秘密裏に)進行していて、おれも先週から検察庁(特捜部)に参考人招致されていた。
と言うと、事情通にはおれが誰だかわかってしまうが、このブログはまだスタートして2ヵ月ちょっとなので、読んでいる人もまだほんの数百人だから、まあこのくらいは書いてもいいだろうと思う。
いずれにしても、政権政党が衆参ともに3分の2の議席を獲得したのは、すなわち敗戦で押し付けられた憲法を日本人が主体的に改正できる議席を獲得したのは、戦後70年でじつに初めてのことだ。
まさにこのときに安倍政権を崩壊させるようなことがあってはならない。せめて憲法改正のための法案を通してからでなければならない。
それにいま日本を取り巻く国際情勢は、ロシアのプーチン、中国の習近平、アメリカのトランプ・・・と最強タヌキと最強キツネのオンパレードになっているので、こんなときに日本がまた以前のように毎年政権が代わるような状況に戻してはいけない。
というわけで、少なくとも今は、安倍政権を守ることが日本の国益にかなっている。
いまのアメリカは、トランプ大統領であってもなくても、日本に対して基本的に好意的だ。
なぜかというと、
まず2014年にプーチン・ロシアがクリミアを併合したとき、日本はロシアに何の敵対関係もなかったにもかかわらず、プーチンとロシア国民には申し訳ないが、オバマ・アメリカによる対ロシア経済制裁に参加したからだ。
そして次に2015年に習近平・中国がアジアインフラ投資銀行(AIIB)を作ったときに、イギリス、ドイツ、インド、東南アジア、韓国などが次々に参加表明したとき、日本だけはアメリカに義理立てして参加しなかったからだ。
中国のアジアインフラ銀行というのは、アメリカのドル体制(ブレトンウッズ体制=IMF、世界銀行、アジア開発銀行の体制)に対する挑戦なのだ。
18世紀以来、現在に至るまで、世界の金融を牛耳っているのは国際ユダヤ資本である。
国際ユダヤは第一次世界大戦まではイギリス・ポンドを基軸通貨として世界の金融を牛耳ってきたし、第一次世界大戦以降はアメリカ・ドルを基軸通貨として世界の金融を牛耳ってきた。
だから習近平がアジアインフラ銀行を作って、この国際ユダヤ金融=アメリカ・ドルによる世界支配に風穴を開けたとき、拍手喝采した人も多かったはずだ。だからこそ世界中の国々が喜んでアジアインフラ銀行に参加したわけだ。
しかしこれには裏があって、実際はアメリカ・ドル体制を支配する国際ユダヤ資本グループと、中国アジアインフラ銀行を支援する国際ユダヤ資本グループとの、国際ユダヤ同士の主導権争いだと見た方が自然だ。
国際ユダヤ資本家同士というのは互いに欲の皮が突っ張っていて仲が悪いのだ。
たとえば直近の50年間近く、アメリカを支配してきたのはデービッド・ロックフェラー氏(ロックフェラー家の分家)であるが、このデービッドの甥である本家のジョン・D・ロックフェラ―4世が巻き返して権力を奪取しつつあるという話もだいぶ前から言われていた。
しかし、それも実際は違うのだ。
おれもジョン・D・ロックフェラ―4世と7~8分だけ面談したことがあるが、彼は貴族の風格を備えた根っからの紳士で、権力争いなどは眼中にない人物だ。
そう、イギリスのロスチャイルド家もそうだが、国際ユダヤ資本の当主たちは何世代も代を重ねて、かつては奴隷商人、武器商人、アヘン商人であったことなど忘れてしまって、(デービッド・ロックフェラー氏のような権力亡者を除いて)一般的に貴族化している。
国際ユダヤ資本家同士が争っているように見えるのは、むしろ彼ら国際ユダヤ資本家を取り巻いて、利用している、強欲な白人エスタブリッシュメント同士の欲得の争いなのだ。
大統領選に敗れたクリントン女史などはそういう欲の皮の突っ張ったエリートの代表選手と言える。
・・・話がだいぶ横道にそれてしまったが、
会談で、口の悪いトランプさんが何を言ったとしても、基本的にいまはトランプさんもアメリカ国家も基本的に日本に対して好意的なので、安倍総理にはぜひ強いきずなを築いてきていただきたいと思う。