フミヤス・サンタゲバラ クラブ

人間と世界を動かしている秘密と真相を勝手に書いていきます。 このブログには実在の政財界のフィクサー、実力者、著名な実業家、メスネコなどが登場します。

分断の時代を生きる(6) 100点満点の裏側!

 

 

おれはこの2週間超多忙だったので、今日は珍しく午前中ゆっくりしてます(^^)


 
 

 

 

 

 

 

昨日、安倍総理が帰国したが、安倍総理アメリカ・トランプ大統領訪問は、マスコミの大勢が言っている通り、100点満点だと言える。

 

 

しかしその裏側で起きていたことは、じつはマスコミの思考の範疇を超える。

 

 

 

ご存知のとおり、トランプ大統領は就任前の昨年122日、「一つの中国」を無視して、台湾(もう一つの中国)の蔡総統と電話会談を行い、習近平はじめ中国全体を烈火のごとく怒らせた。

 

それを見て、当の台湾だけでなく、中国の侵略の対象になっている日本、東南アジア、インドなどの首脳は内心喜んでいたわけだ。

 

 

 

ところが、先週末の210日、すなわち安倍総理アメリカに到着してこれから日米首脳会談だというころ、

 

これもご存知のとおりトランプ大統領習近平主席と電話会談を行い、「一つの中国」を尊重する意向を伝え、今後の協力関係を築いていくことで合意した。

 

 

 

なぜ安倍首相の訪米に合わせてこんなことが起きたのか。

 

もちろん中国を烈火のごとく怒らせたままで日米の親密をアピールすれば中国の火に油を注ぐ。安倍総理に対してアメリカは中国カードも捨てていないことをアピールする狙いも取り沙汰された。

 

 

 

しかし、その根はもっと恐ろしく深い。

 

トランプ政権発足にあたってマスコミや事情通は「トランプ政権は親ロシア・反中国の人材をそろえた」と言っているが、じつはそうとは言い切れないのだ。

 

 

 

トランプ政権の頭脳である「大統領戦略政策フォーラム」の議長、スティーブン・シュワルツマンはいわばトランプ政権のフィクサーであるが、

 

このフィクサー・シュワルツマンはじつは親中国であり、習近平主席と親密なのだ。

 

どれほど親中国かと言うと、シュワルツマンは中国の清華大学習近平の母校)の中にSCHWARZMAN SCHOLARSというグローバリズム養成学校を所有し、優秀な中国人のグローバリストを育てている。昨年のその開学式には習近平が祝電を送ったほどだ。

 

 

 

さらに、このフィクサー・シュワルツマンの本業は、アメリカの巨大投資会社ブラックストーン・グループのCEOである。

 

このブラックストーンという会社が問題だ。

 

ブラックストーンの創業会長のピーター・ピーターソンは、最盛期のリーマンブラザーズ会長を経て、1985年にデービッド・ロックフェラーの後を継いで外交問題評議会の会長になった。

 

外交問題評議会が世界の政治を動かしてきた機関であることは衆目の一致するところであり、そのオーナーは今もデービッド・ロックフェラー元会長だ。

 

すなわちブラックストーンの創業会長ピーターソンは、国際ユダヤ資本のトップであるデービッド・ロックフェラー代理人であり、アメリカ政財界の超大物フィクサーなのである。

 

 

 

しかもこのピーターソンは1971年にニクソン政権の国際経済担当の大統領補佐官を務めている。そして同じニクソン政権の外交担当の大統領補佐官キッシンジャーなのだ。

 

キッシンジャー、言わずと知れたデービッド・ロックフェラー代理人にして、70年代初めのニクソン政権当時、中国をソ連と切り離してアメリカと結び付けた人物である。それで孤立したソ連はその後わずか十数年で崩壊した。

 

そう、ピーターソンとキッシンジャーという二人の大物フィクサーはいずれも国際ユダヤ資本トップのデービッド・ロックフェラー氏の代理人であり、中国をアメリカに結び付けた親中派の大立者なのだ。

 

そのピーターソン会長の傘下でブラックストーンCEOを務め、いまトランプ大統領フィクサーとなったシュワルツマンが親中国であるのは当然のことなのだ。

 

 

 

しかも、このブラックストーンのトップには、このピーターソン会長、シュワルツマンCEOというアメリカの政治を動かす二人の大物フィクサーの上に、もうひとり黒幕の超大物フィクサーがいる。

 

このブログではこの黒幕フィクサーの名前を書くことはできない。

 

 

 

おれが所属する企業グループの先代K会長は田中角栄総理から森喜朗総理までの歴代総理のフィクサーだった。(→「銀座の夜は静かがいい」)

 

小泉総理以降は気が合わないということで政界から距離を置いたが、いまから6年前に亡くなるまで、歴代内閣の閣僚から広域暴力団に至るまでK会長に逆らう者はいなかったと言っていい。

 

このK会長の北米における事業パートナーが、このブラックストーンであった。

 

ブラックストーンのこの黒幕フィクサーのパワーは強大で、2008年にリーマンショックアメリカ全土の不動産などの資産が大暴落する直前、K会長は彼とのパートナーシップによって、北米に持っていたカジノ、ホテル、ゴルフ場、リゾート開発、住宅開発などの膨大な資産をすべて最高値で売却し、換金し終えていた。

 

2011年にK会長が亡くなるまで、その会長室には、K会長とこのブラックストーンの黒幕フィクサー氏が二人で談笑している写真が飾ってあった。

 

 

 

ついでの話だが、会長が亡くなってからグループ本部を移転するまでのあいだこのK会長室はおれが使わせてもらっていたが、賢明な二代目(K会長の次男で、おれと同世代)は移転後、それらの写真や美術品をみな金庫室にしまった。

 

とはいえ、二代目はリーマンショックの前後、K会長の指示でアメリカに駐在し、このブラックストーンの黒幕フィクサー氏の下について仕事をしてきたのである。

 

 

 

ちょっと書きすぎてしまったかもしれない(笑)


 
 
 
昨年122日、トランプ大統領が就任前に台湾の蔡総統と電話会談を行ったとき、じつはこのキッシンジャー93歳)が中国を訪問していた。

 

 

 

 

 

 

安倍総理100点満点の裏側、続きはまた次回にしよう。