フミヤス・サンタゲバラ クラブ

人間と世界を動かしている秘密と真相を勝手に書いていきます。 このブログには実在の政財界のフィクサー、実力者、著名な実業家、メスネコなどが登場します。

覚悟を決めろ

 

  (ヒロヤマガタさんの画はエネルギーと生命力に満ちている)

 

 

 

今週、事業家の先輩Iさんから画家のヒロヤマガタさんの相談に乗ってほしいという依頼があって、Iさん、ヒロヤマガタさん、政財界のフィクサーT先生とおれの4人で会った。

 

 

Iさんと俳優のアーノルド・シュワルツネッガーさんの2人がヒロヤマガタさんのスポンサーだということは知っていたが、おれ自身はいままでヤマガタさんの画に特別な関心を持っていたわけではなかった。

 

 

 

もちろん相談内容はここには書けない。

 

しかし2時間以上話し合ってみて、ヤマガタさんの画にかける人生の「覚悟」に魅了された。

 

ヤマガタさんの画の「哲学」にも魅了されたのだが、これについてはヤマガタさん自身が「他には語ってくださるな」と言っていたので残念ながら割愛する。

 

 

 

ヤマガタさんは海外で創作活動に取り組んできたこともあって、ユダヤ人の画商や投資家にさんざん騙され、複製されて売られる「消費されるだけの画」を描かされてきた。

 

儲けはほとんどユダヤ商人の懐に入って、ヤマガタさん自身の懐にはほとんど入らない。本来なら「世界のヒロヤマガタ」の名声と凄まじいい創作意欲と実績があるのだから数十億円の所得があってもおかしくはないが、現実は人生を消耗しただけだった。

 

何よりも酷いのは、ヒロヤマガタの名声とは裏腹に、彼ら画商たちの商売のせいで美術館などから商業絵画だと批判され、いちばん大事な画家としての評価を落とされてきたことだ。

 
(注 このへんのことはヤマガタさん自身も雑誌などで語っているので、このブログがヤマガタさんの秘密を暴露をしているわけではない。)

 

 

 

しかし、ヤマガタさんは語る。

 

自分は騙され続けて、無一文のまま、あるいは借金の山のまま人生を終わってもいい。この世のものは何もいらないし、欲しいとも思わない。

 

もっと言えば、私にとって一番大事な私の画に対する評価が誤解されたままでも、酷評を受けたままであっても構わない。そのまま人生を終えても構わない。

 

ただ自分の心から強力なエネルギーをもって出てくるものを、心の命ずるまま、キャンバスに表現しきらなければ死ぬに死ねない。

 

それが自分の人生であって、

 

自分の残りの人生もこの一念にかける覚悟です。

 

 
 

(冬景色を描いても生命力とエネルギーを感じる)

 

 

 

同席した政財界のフィクサーT先生(75歳)は検察と警視庁のドンで、いまや安倍内閣の閣僚から広域暴力団に至るまで、T先生に逆らう者はまずいないが、

 

4ヶ月ほど前、T先生がある資産家への復讐に燃える大物ヤクザと面談したときのこと、T先生は早朝から水を浴び、新調の白の下着に、新調の白のスーツを着て対面した。

 

おれの言うことに従わなければお前を殺しておれも死ぬ。その覚悟の装束だ。

 

剣道と合気道の達人にして日本刀を愛するT先生の気迫の覚悟に敵う者はいない。

 

T先生は、いつも、誰に対しても、この覚悟で生きてきた。

 

政財界のフィクサーにしてドンであるゆえんでもある。

 

 

 

ヒロヤマガタさんの覚悟の吐露に、T先生もおれも共鳴し、相談内容は別途考えるとしても、おれ自身も覚悟の自省を促されるとてもいいミーティングだった。

 

 

 

それから帰宅すると、作家でタレントのしりこだまさんから初メッセージが届いていた。

 

さっそくプロフィールを拝見すると、彼は難病と闘いながら創作活動に取り組んでいて、「失明したら点字で仕事する決意」という彼の覚悟が述べられていた。

 

 

 

おれも先々週のブログで、南米の革命の戦士チェ・ゲバラの精神で嘘っぱちの世界に立ち向かっていきたい、と書いたが、

 

 

あらためて人生の覚悟を決めたいと思った。