フミヤス・サンタゲバラ クラブ

人間と世界を動かしている秘密と真相を勝手に書いていきます。 このブログには実在の政財界のフィクサー、実力者、著名な実業家、メスネコなどが登場します。

初の女性首相なるか?

 

 
 
今日までのところ小池百合子さんが盛り上がっているが、
 
このまま盛り上がり続けた場合に初の女性首相が誕生するだろうか?
 
 
 
週末、仕事が一段落したので、政財界最強のフィクサーT先生と会った。
 
T先生はもうお馴染みだと思うが、検察・警察のドンで、現在の日本で最強のフィクサーだ。いまや内閣の閣僚から広域暴力団に至るまでT先生に逆らう者はまずいない。
 
ちなみにT先生は剣道と合気道の達人でもあり、国宝級の日本刀もたくさん持っている。むかし日本刀をもって銀行のトップと話をつけたこともある。
 
(注!)普通の人なら逮捕されるので真似しないでください(笑)
 
 
 
T先生は歴代総理に様々に寄与しているが、とくに細川元総理とは家族ぐるみの盟友関係にある。
 
ご存知のとおり、小池百合子(以下敬称略)の最初の親分が細川さんだ。
 
というか、24年前、小池は細川さんによって政界デビューして初当選し、細川総理の側近になった。政治家としてイロハからの先生であり恩人である。
 
 
 
政界では小池は「細川護熙小沢一郎小泉純一郎など、時の権力者に露骨に近づいて側近になるが、相手が力を失えばすぐに離れていく渡り鳥だ」というレッテルを張られているが、
 
作家の大下英治さんが「彼女はその3人から吸収してきたが、実は彼らも彼女がいたから光っていた面もある」と言っている。大下さんは小池の本を書いているので彼女を大絶賛しているわけだが、たしかにそういう面もある。
 
30数年前、小池が新米キャスターとしてテレビに初登場したとき、彼女は当時スター評論家だった竹村健一さんのアシスタントを長年務めたことで一躍全国的に有名になったわけだが、
 
当時、おれは学生だったが、その竹村さんも若い小池が脇役として話し相手を務めることで、本当に楽しい番組作りができているな、と感じたのを思い出す。
 
彼女のイメージ作りは若い時から大したものなのだ。
 
 
 
しかし小池が「改革」をうったえて総理になるには、彼女自身が解決しなければならない問題がいくつかある。
 
小池は「改革」のイメージ作りは上手いが、そのじつ改革するための政策も行政手腕もない。政策の土台となる哲学と理念もない。まずこれを何とかしなければならない。
 
小池が総理になるために彼女が克服すべき問題をいくつか挙げてみよう。 
 
(注!)あくまで彼女を総理にするためです(笑)
 
1)     まず小池には行政手腕がない。
小池は豊洲市場の移転問題では、「これまでの決定プロセスに問題があった」として都庁に責任を押し付け、マスコミ向けに「ゼロリスク」という言葉だけ喧伝したが、けっきょく何もできず無能ぷりだけを晒け出した。その結果、大損失を生み出し、都政は大混乱に陥っている。彼女がマスコミ受けを狙っていい加減な話を出さなければ、もともと何もおかしいことはなかったのだ。
 
2)     敵を作って責任を被せる手法を使ってしまう。
小池は自分で招いた豊洲問題の大混乱と大損失の責任を逃れるべく、石原慎太郎元知事を悪者に仕立て上げ、都議会で吊し上げた。しかし現実の豊洲問題は何も解決しないため大損失はまだまだ膨らみ続けている。
 
3)     理念がないから噓っぱちの政策をぶち上げてしまう。
まず小池が目玉公約としてぶちあげている「原発ゼロ」。彼女を知っている人は開いた口が塞がらない。彼女はこれまで一貫して原発推進論者だったからだ。
 
そもそも東京都は東京電力の大株主だ。つまり原発ゼロが本気なら大株主として東電に「脱原発せよ」と強く要求すればよい。とっくに話が具体的に進んだはずだ。が、彼女は東京電力原発推進をずっと容認している。
 
4)     つい平気で嘘をついてしまう。
脱原発どころか、彼女は一貫して核武装論者だ。テレビ討論で都知事になったら非核都市宣言をしないのかと問われたときも、「いたしません。明確に申し上げます」と答える始末だ。ところが最近核武装発言について指摘されたら「そんなこと言ってません」と嘘をついて、急いで自分のHPからそのへんのことを削除した。
 
5)     情報隠蔽の体質が染みついてしまっている。
小池が同じく目玉にしている「情報公開の徹底」。これも彼女を知っている人は呆れ果てた。彼女は自分で大混乱させた豊洲問題の経過記録を隠蔽し、請求される前に廃棄してしまったからだ。それは隠蔽ではないかと追及されると、「政策決定者である私が決めたということでございます」とヒトラー並みに開き直った。
 
都民ファーストの議員たちにも一切取材に応じさせず、党運営も情報隠蔽が徹底され、彼女が独断で都合の悪い人事をすげ替えたりしている。だから若狭さんや細野さんたち側近たちがみんな暗い顔をしていて希望がない(笑)
 
 
 
なんと、ちょっと挙げただけでも人間として欠陥だらけではないか(笑)
 
 

しかし悲観することはない。
 
自民党の安倍さんも麻生さんも欠点はいっぱい持っている。
 
この二人は、いま選挙を打てば超長期政権を築けると思ったが、思わぬ展開になった。
 
民進党が相手なら楽勝だったが、小池だと150議席くらい取るかもしれない。
 
でもおれたちは小池に中身がないことは知り抜いている。
 
そのうち国民にもバレるだろう。
 
まあ、おたおたすることもないな(笑)
 
と、計算した。
 
 
・・・・・・・・・
 
 
それにしても前原(敬称略)は今回は思い切った、ように見える(笑)
 
前原はいままでまぬけな技を繰り返していただけに、民進党解体を一発でやりきったのにはみんな感心した。
 
 
 
しかし、
 
希望の党を全力で支援するという大義名分で、民進党議員をみんな希望の党に鞍替えさせた後、代表の自分だけ民進党に残るので、
 
じつは民進党の「金庫」に蓄えられている150億円の金は前原が独占して握ることになる。
 
民進党は毎年90億円の政党助成金を受け取っているが、元代表岡田克也さんが「来るべき日のために」と倹約に努め、蓄積しておいた金だ。
 
 
 
もうすぐ選挙戦に突入するが、小池にはまったく金が無い。だから希望の党にも金が無い。

全選挙区で候補者擁立を目指すには少なくとも100億円は必要だ。
 
前原に頭を下げるしかないではないか。
 
しかも希望の党のほとんどの公認候補が民進党出身者で前原と親しい、ということになる。
 
このままでは希望の党の本当のドンは前原だということになるではないか?
 
こうなれば前原の目論見通りだ。
 
 
 
ところがどっこい!
 
わがままガキ大将の小池はそうは問屋が卸さない。
 
 
 
民進党議員の受け入れを小池の独断で取捨選択する。
 
絶対に前原の言うことは聞かない。
 
建て前は安保問題でもなんでもいい。(もともと中身はないのだから何でもいいのだ)
 
これで前原のメンツは丸つぶれだ。
 
前原は小池が仲間はずれにした民進党議員たちから恨まれ攻撃され、
 
合流した民進党議員たちは前原ではなく小池の言うことを聞くしかなくなる。
 
もっといじめてやれば前原の方から150億円を献上してくるんじゃないか。
 
私はいじめのプロよ。(なにしろ小沢一郎から学んだんだから。)
 
などと考えている(笑)
 
 
 
しかし前原は、
 
この150億が自分の力の命綱だ。
 
これが無くなれば自分はただの人になる。
 
そのために芝居を打って民進党議員をぜんぶ騙して党を解体までしたのだ。
 
民進党系の議員たちに一人2~3千万円づつ分けてやっても100億円以上残る。
 
これこそ自分の目論見のための金、自分の立場を作るための金だ。
 
小池ごときのためにタダで手放してはならない。
 
などと考えている(笑)

 
 
二人が考えていることは同じレベルなのだ。
 
考えてみれば、前原も24年前、細川さんによって政界デビューして初当選し、細川総理の側近になった。
 
 
 
 
以下、オフレコでお願いします。
 
ふみ「小池さんと前原さんは同じ細川学校の同期の生徒ですね。」
 
T先生「細川学校は多士済々でいろんなヤツが出てる。」
 
ふみ「T先生は細川さんと盟友だから、みんなT先生の生徒みたいなもんですね(笑)」
 
T先生「(笑)」
 
ふみ「それにしても前原さんは上手いこと150億を手に入れたと思います。」
 
T先生「政党助成金というのは何に使ってもいいことになってるしな。」
 
ふみ「細川さんは今回は小池さんを本気でバックアップしますか?」
 
T先生「助言はしているようだが、状況次第だな。」
 
ふみ「小池さんは何でも利用したがるから何か提案してくるかもしれないですね。」
 
T先生「そのときはすぐに細川さんからおれに相談がくるよ。Tさん、じつは・・・ってな(笑)」
 
 
 
 
 
それでも二大政党は必要だ。
 
権力というのは長期になると誰がやっても腐るからだ。
 
宇宙の経綸で人間一人一人にハルマゲドンが訪れ、終わるまで、
 
いや、日本人が心の奥の大和魂に目覚めてハルマゲドンを制するまで、この三次元世界はバランスをとって維持する必要がある。
 
小池百合子さん、ぜひ先述したようなご自身の問題を克服して、初の女性首相になって頂きたいと思う。

克服するのは無理かもしれないが(笑)