最高峰のホテル・アマン東京の加藤社長の挨拶より・・・本物の成功の秘訣
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- 加藤正廸さん (アマン東京社長)
妙義神社のHPには、そもそも妙義と云う所以は、後醍醐天皇に仕へ奉りし権大納言長親卿、此の地に住み給いて・・・・・・云々、と余計なことが書かれてあるが、
妙義神社の創建は西暦537年とあるので、後醍醐天皇よりはるか昔に、古代大和政権が縄文人の毛の国(群馬県、栃木県、埼玉県)と交流していたころ、すでに毛の国の人々(縄文人)がこの地を聖地・霊場として崇敬していたことになる。
神社の境内は、後に大和政権の歴代天皇や徳川幕府によって崇敬されて石垣などが整備され、神社というより戦闘能力のある城郭そのものである。
それは元々の地形を整備してそうなったはずだから、妙義山はもともと縄文人の聖地・霊場であるとともに縄文人の城郭であったと思われる。
(妙義神社の本丸の石垣、この階下にさらに二重三重に石垣が張り巡らされている)
そしてその通り、この妙義山全体が、弥生人・大和人のものではない、縄文人の霊峰のパワーをひしひしと感じさせてくれ、こころを洗わせてくれた。
妙義山麓の蕎麦屋で食べた蕎麦も驚くほど美味かった。素材にパワーがあって蕎麦が生きている感じだ。
ところで、霊峰妙義山によって縄文人のパワースポットを感じ、こころが洗われたので、今日はこのことにちなんで、このブログを読んでくださっているみなさんに能力開発の極意を開示しましょう。
世の中にはたくさんの能力開発法や成功法則がある。それこそ古典のナポレオンヒル、中村天風、安岡正篤、ジョゼフマーフィー、デールカーネギーから、「7つの習慣」のスティーブンコヴィー、実際に事業を成功させてきた松下幸之助、井深大、現役の稲盛和夫さんや斎藤一人さんなど成功法則の提唱者は数え上げればきりがない。
それぞれに多くの人材を教育したり、歴代総理を指南してきたり、世界を支える大企業を育てたり、金持ちになったなど実績もある。
しかし能力開発や成功法則を実践しようとするアタマの考えと自分の潜在意識の性向との間にズレがあると、潜在意識のパワーのほうが強いから、なかなか成功法則をうまく実行できない。そういう経験はないだろうか?
成功法則に従ってアタマで考えぬいて、「よし!今後はこうしよう!」と強く決意しても、無意識に、違う性向を持つ潜在意識に引きずられて自分の決意と反対の行動へと動かされていたりする。
しかも潜在意識というのは、長年の思考や行動の積み重ねによって強固に形成されている。また潜在意識には生まれてすぐから両親から無意識に吸収し続けて身についた先祖伝来の強力な習性(ときには悪習)もある。
だから潜在意識はなかなか変わらない。アタマでいくら考えても変えられないと言っていい。
どうしたらいいのだろうか?
その答えはすでに多くの聖人が提示している。すなわちアタマで考えるのではなく、別の方法で潜在意識を変えるのである。