2019-05-30 樵舟、時空を超えて・・・康有為、景嘉、樵舟へと伝わる真髄の書論 『 かいせい 』 : 誠心を抱き持つ 樵舟(しょうしゅう ) 書家によると、中国古典の書は「いのち毛」がしっかり生きている。 その生きた古典の真髄を書論に著しているのは、中国清朝時代の書家である包世臣(ほうせいしん)と康有為(こうゆうい)の二人であるという。 包世臣は書論『芸舟雙楫』(げいしゅうそうしゅう)を著わし、古典の書法の論理から実際の書の技術面まで詳しく解明した。中国の書法を大転換させた書の大家である。 (続きを読む)