フィクサーたちの秘密③ 世界最強のフィクサー・キッシンジャー氏が亡くなるとどうなるか
世界のフィクサー、キッシンジャー氏(96歳)もトランプ夫妻には頭が痛い?
2019年6月以降、物質界の世界精神であった「競争と闘争のユダヤ精神」が水面下で総崩れを起こしている。人類はもう競争と戦いのリングに立つ必要がなくなってきている。
それは宇宙の創造主である神の愛を中心として、神の愛によって、全世界の霊的存在が互いに統一されていくという実感である。
それで前回、2019年6月までの世界(以前の世界)がどうやって動いてきたか、その裏側の真相をおれ自身の体験の一つから書いたが、しかしこの「以前の世界」の裏側にはもうすこし触れておかなければならない。
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今回はユダヤ側の歴史を通して、2019年6月までの世界(以前の世界)がどうやって動いてきたか、それはユダヤの権力者たちがどうやって富と権力を収奪してきたのかと同義になるが、まずそれを見ていきたい。
たとえば、18世紀~20世紀のアヘンの「三角貿易」について、
歴史の教科書などには、
イギリスは綿織物をインドに輸出し、インドはアヘンを中国に輸出し、中国は茶をイギリスに輸出して貿易収支の均衡をはかった
などと書かれている。
するとイギリス人もインド人も中国人も均衡して同じように大金を儲けたように感じられる。
ご存じのとおり、実体はまったく違う。
インド人は白人エスタブリッシュメントに奪われた農地(プランテーション)で奴隷もしくは奴隷同様に働かされてアヘンを生産し、極貧に陥っていた。
中国人は毎年国家予算を超えるほどの膨大なアヘンの代金を300年にわたって収奪され続けて、歴史はじまって以来最低の極貧に陥っていた。
そしてじつはイギリス人もほとんどの庶民は利益の分け前なんか来るはずもなく、悲惨な環境で低賃金労働を強いられていたのである。
それじゃいったい天文学的と言われる膨大な利益はどこに消えてしまったのか?