フミヤス・サンタゲバラ クラブ

人間と世界を動かしている秘密と真相を勝手に書いていきます。 このブログには実在の政財界のフィクサー、実力者、著名な実業家、メスネコなどが登場します。

お浣腸しますよ

 

 

 

ここのところ強風の日が続いている。

 

昨年のいまごろ、やはり強風で高齢のおばあさんが動けなくなって、おれの会社の近くのコンビニの入り口にしがみついていたことがあった。

 

おれは柄にもなくおばあさんの手を引いてご自宅まで送ったのだが、帰るとき拝まれてしまった(笑)。それからそのおばあさんを見かけないので元気かどうか気にかかる。

 

おれは子どものころおばあちゃん子だったので、概しておばあさんには優しい。

 

 

 

しかしこれがじーさんとなると趣きが変わってくる。

 

おれの周りには権力者、大金持ち、フィクサーなど、高級スーツに身を包んだ迫力あるじーさんがズラリと揃っているせいもある。

 

いや、一人だけ、たまに思い出すふつうのじーさんがいた。




4年前、おれが暴飲暴食で胆のうをやられて、救急車で病院に運ばれたとき、

たまたま空いてた二人部屋に入れられたのだが、その相方が立川談志そっくりのじーさんだった。
江戸っ子っぽいべらんめえ調の口調だ。


 

 

その談志じーさんに若い看護士がやってきた。


ガチャ (ドアの開く音) 

ナース「失礼しまーす。」 

爺「おー。」  談志調 


 

カーテンで見えないが、ナースは鈴のような明るい声。

 

ナ「○○さん、血圧計りますね。」 

爺「おー。」


シューシュー。  血圧を計ってる 


爺「お前かわいいな。いくつだ?」  以下、談志調 

ナ「24です(笑)」 

爺「おお、俺のガールフレンドより2つ下か。」 

ナ「えーっ! おじいちゃん、そんな若いガールフレンドいるんですか?(笑)」 

爺「ハッハッハ、あったりめえよ(笑)」  勇敢で雄大な談志 

ナ「すご~い(笑)」 

爺「驚いたか(笑)」 

ナ「ところでおじいちゃん、午後になったら浣腸しますね。」 

爺「え~っ、オレ、浣腸嫌いなんだよなぁ。」  急に弱々しくなった談志 

ナ「おじいちゃん、だめですよ(笑) ここに浣腸器持ってきますからね。」 

爺「え~っ、ここで浣腸するのかよ。恥ずかしいじゃねえか。」 

ナ「おじいちゃん、ちゃんと浣腸しないと治りませんよ。」 

爺「だけどここで浣腸してトイレ着く前に廊下で漏れたらどうするんだよ。」 

ナ「大丈夫よ(笑) 浣腸と一緒にオマルも持ってきますから(笑)」 

爺「え~っ! それじゃ浣腸されたうえに公衆の面前でオマルにうんこするのか!」

ナ「うんこは見えないようにします!(笑)」 ←つられて「うんこ」と言ってる

 

爺「そんな! 浣腸されたうえに人様の前でうんこするなんて、世間様に顔向けできねえじゃねえか!」

 

ナ「大丈夫よ! あたしがついてるんですから(笑)」 

爺「それじゃ浣腸されたうえに若い女の目の前でうんこしろってのか!」 

ナ「おじいちゃん! 浣腸くらいでそんな駄々こねちゃガールフレンドに笑われますよ(笑)」 

爺「浣腸だから嫌なんだよ!」 

ナ「それじゃおじいちゃん(笑)浣腸の用意したらまた来ますね(笑)」 


ガチャ (ドアの閉まる音)

 

 


この若いナースは「浣腸」の連呼のせいで真っ赤な笑顔で部屋から出て行ったらしい。 


 

おれは笑いで腸がよじれるのを我慢しながら、

 

このじーさん、たいしたもんだと思った(笑)